小森は大幅反発、22年3月期業績の上振れと自社株消却を好感
小森コーポレーション<6349>は大幅反発。27日の取引終了後、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が860億円から876億円(前の期比22.0%増)へ、営業利益が15億円が23億円(前の期23億3200万円の赤字)へ、純利益が39億円から64億円(同20億6800万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
売上高の増加に加え、販売費が想定より抑制できたことが要因。また、為替相場が円安に進んだことにより為替差益を営業外収益として計上することも寄与した。あわせて、5月20日付で自社株140万1600株(発行済み株数の2.40%)を消却すると発表しており、これも好材料視されている。消却後の発行済み株数は5689万740株となる予定だ。