イビデンは急反落、23年5月期は営業減益見込む
イビデン<4062>は急反落している。27日の取引終了後に発表した23年3月期の連結業績予想で、売上高4260億円(前期比6.2%増)、営業利益670億円(同5.4%減)、純利益420億円(同1.9%増)と営業減益を見込むことが嫌気されている。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展によるデータセンター市場の拡大、メタバースやAR/VR、自動車のCASEなど新たな市場の成長などでサーバー用の高機能なICパッケージ基板の需要増加が予測されるものの、ウクライナ情勢の動向やエネルギー価格の高騰などが不透明であることから、減益を見込むという。
なお、22年3月期決算は、売上高4011億3800万円(前の期比24.0%増)、営業利益708億2100万円(同83.3%増)、純利益412億3200万円(同60.4%増)だった。