キヤノンは6日ぶり反発、国内有力証券は「A」へ引き上げ
キヤノン<7751>は6日ぶりに反発。岩井コスモ証券は27日、同社株の投資判断を「B+」から「A」に引き上げた。目標株価は3100円から3700円に見直した。国内に主力となる生産拠点があり、円安メリットを享受できることや高配当利回りに加え、事業面でもデジカメやオフィス機器が回復基調にあり、メディカルや半導体露光装置のモメンタムも上向いている。22年12月期の連結営業利益は会社計画の3600億円(前期比27.7%増)に対して3960億円への増額修正を予想し、配当も100円から110円(前期比10円増)への増配を見込んでいる。