北国FHDが急伸、上限9%の自社株買いや株主還元方針を好感
北國フィナンシャルホールディングス<7381>が急伸。2019年12月以来、およそ2年4カ月ぶりの水準を回復している。きょう午後1時ごろ、上限を250万株(発行済み株数の9.33%)、または90億円とする自己株式の取得を発表しており、これを好感した買いが入っているようだ。
5月13日付で100万株(発行済み株数の3.58%)の自社株を消却することも発表した。株主還元方針の変更もあわせて明らかにし、なかで配当と自己株式取得を組み合わせた総還元性向を40%以上、地方銀行最高水準のPBRまでの自社株買いを掲げた。
同時に発表した23年3月期業績予想では、純利益を前期比6.5%増の100億円とした。配当予想は100円(中間・期末それぞれ50円)を見込む。