10万円以下で買える、2ケタ増益&低PBR 32社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では808銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比10%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額30億円以上、(3)今期経常利益が前期比10%以上増益、(4)PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる32社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは28日現在)
4月28日(木)に配信した「10万円以下で買える、2ケタ増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<2341> アルバイトT 13500 483.0 70 0.82
<3236> プロパスト 14400 14.8 1491 0.69
<7624> NaITO 16500 19.8 800 0.74
<5010> 日精蝋 17300 26.3 590 0.44
<1418> インタライフ 17500 171.0 130 0.69
<7908> KIMOTO 21200 28.8 1050 0.54
<2693> YKT 26900 10.4 700 0.45
<7640> トップカルチ 28000 10.1 304 0.88
<8127> ヤマトインタ 28500 313.0 380 0.37
<9827> リリカラ 29200 170.0 1310 0.53
<2411> ゲンダイ 30600 27.8 400 0.94
<1850> 南海辰村 31300 11.3 2080 0.71
<6837> 京写 34800 22.8 630 0.69
<6467> ニチダイ 39100 13.6 300 0.34
<1434> JESCO 47100 21.5 730 0.78
<4735> 京進 51100 56.1 579 0.99
<3280> エストラスト 56400 52.9 1000 0.48
<3246> コーセーRE 62800 11.0 1410 0.77
<7435> ナ・デックス 65900 12.9 990 0.37
<8289> オリンピック 66000 37.8 2500 0.57
<5900> ダイケン 66500 41.4 550 0.29
<4728> トーセ 74300 71.8 488 0.94
<6540> 船場 74400 27.4 600 0.71
<6677> エスケーエレ 78900 16.7 1600 0.33
<8887> リベレステ 80200 27.8 800 0.81
<7975> リヒトラブ 81500 10.6 450 0.27
<3277> サンセイラン 81600 14.3 1142 0.65
<2777> カッシーナ 82000 61.2 975 0.55
<3955> イムラ封筒 87200 22.3 1550 0.59
<3321> ミタチ産業 87600 77.0 1770 0.63
<5609> 日鋳造 90200 22.9 1000 0.41
<7539> アイナボHD 93500 11.3 2360 0.47
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
★4月29日~5月5日に「ゴールデンウイーク特集」などを一挙、“42本”配信します。ご期待ください。
株探ニュース