伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (5月10日記)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが下降した流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
本日は、寄り付きでの下放れで一気に2万6000円の節目前後に位置すると考えられます。2万6000円は過去にギャップを開けて抜けることが多く、多くの市場参加者に意識されている値位置だと考えられます。
そのため、本日は2万6000円以下での下値堅さを示す動きになる可能性を考えておく必要があります。
一時的にせよ2万6000円以下で下値堅く推移するなら、本日は寄り付き後の価格が早い時間帯から下値を支えられて、堅調に推移する公算です。
本日は、寄り付きでの下放れをきっかけにして、下げが勢いづく展開も考えられます。その場合、現在が勢いの強い下げの流れの途中で、目先は、短い期間で2万4681円を目指す動きになる可能性が出てきます。
⇒⇒ 株探プレミアムで「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(原則日曜日午前中)をお読みいただけます!
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
株探ニュース