東京株式(前引け)=反発、売り一巡後に切り返す展開

市況
2022年5月11日 11時49分

11日前引けの日経平均株価は前営業日比82円73銭高の2万6249円83銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億5575万株、売買代金概算は1兆5675億円。値上がり銘柄数は636、対して値下がり銘柄数は1129、変わらずは68銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、強弱観対立のなか方向感の見えにくい地合いとなったが、売り一巡後は上値を慕う展開となり日経平均は80円あまり上昇して前場の取引を終えた。前日の米国株市場の引け味が悪かったことで、朝方はリスク回避ムードが優勢だったものの、先物主導でインデックス買いが入ったほか、好決算銘柄への買いが全体相場を押し上げた。ただ、日本時間今晩に発表される4月の米CPIを前に、積極的な買いは入らず上値の重い展開となっている。値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が大幅に上回り、TOPIXはマイナス圏で引けている。

個別では東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連の主力株が上昇したほか、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>など海運株への買いが目立つ。日本製鉄<5401>が高く、レノバ<9519>も物色人気。BEENOS<3328>がストップ高カイ気配、東邦チタニウム<5727>も一時値幅制限いっぱいまで買われた。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えず、ソフトバンクグループ<9984>もやや売りに押される展開。住友金属鉱山<5713>も安い。JMDC<4483>が急落、アイフル<8515>の下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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