スター精が100万株を上限とする自社株買いと消却を発表
スター精密<7718>が11日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表した。上限を100万株(発行済み株数の2.59%)、または17億円としており、取得期間は5月12日から7月29日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するとともに、資本効率の向上と株主還元の充実を図るためとしている。また、これにより取得した全ての株式は8月5日付で消却する。
同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高175億3900万円(前年同期比37.1%増)、営業利益24億1200万円(同2.1倍)、純利益18億2700万円(同84.4%増)だった。小型プリンターの需要が米国市場を中心に好調に推移したほか、主力の工作機械も国内外において売り上げが大幅に増加した。
なお、22年12月期通期の業績予想は売上高691億円(前期比7.4%増)、営業利益88億円(同18.7%増)、純利益64億円(同11.5%増)の従来見通しを据え置いた。