アルマード急反騰、業績急拡大を背景に配当や自社株買いなど株主還元も評価
アルマード<4932>が急反騰、寄り付き大口の買い注文で商いが成立せず、気配値のまま株価を上昇させている。前日は大幅安となっていただけに、きょうは値ごろ感からの買いも入りやすくなっている。同社は卵殻成分を配合した化粧品や食品の企画・開発及び通販を手掛けるが、11日取引終了後に発表した22年3月期決算は、会員数回復などを受けて営業利益が前の期比59%増の8億3500万円と急増。続く23年3月期も新商品投入効果などにより利益成長を継続する見通しで、前期比13%増の9億4000万円を見込んでいる。好業績を背景に前期は40円配当を実施、今期は更に15円増配の55円を計画している。更に、発行済み株式数の3.0%相当の30万株、金額ベースで3億円を上限とする自社株買いも発表しており、これが株価を強く刺激する格好となった。