東京株式(前引け)=反落、米インフレ警戒とアジア株安を嫌気

市況
2022年5月12日 11時47分

12日前引けの日経平均株価は前営業日比220円96銭安の2万5992円68銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は7億213万株、売買代金概算は1兆5678億円。値上がり銘柄数は615、対して値下がり銘柄数は1135、変わらずは85銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が揃って下値模索の展開となったことを引き継ぎ、リスク回避目的の売りに晒される格好となった。4月の米CPI発表を受けて米インフレに対する警戒感が拭えず、ハイテク株をはじめ広範囲に売りが及んでいる。中国を除きアジア株が安く推移していることや、外国為替市場で円高方向に振れたこともあって、日経平均の下げ幅は一時500円を超える場面があったが、売り一巡後は値ごろ感からの押し目買いや買い戻しが入り下げ渋った。前引け段階で値下がり銘柄数は全体の6割強を占めている。

個別では、売買代金断トツとなったレーザーテック<6920>だが株価は大幅安。ソフトバンクグループ<9984>も大きく下げた。ファーストリテイリング<9983>、キーエンス<6861>など値がさ株が下落、オリエンタルランド<4661>も売られた。SREホールディングス<2980>は急落した。半面、ソニーグループ<6758>が堅調、オリンパス<7733>が物色人気。ダイキン工業<6367>も値を上げた。日本製鋼所<5631>、OATアグリオ<4979>が一時ストップ高に買われたほか、シュッピン<3179>も急騰、Jパワー<9513>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.