マツダは急反発、円安追い風に22年3月期業績と配当予想を大幅増額修正
マツダ<7261>が3日ぶりに急反発。11日の取引終了後、22年3月期の連結経常利益を従来予想の790億円から1235億円(前の期比4.4倍)へ上方修正すると発表しており、これが好感されているようだ。
自動車販売が好調に推移するなか、販売費用の抑制や固定費などの効率化を進めたことが奏功した。また、円安進行で為替差益が増加したことも利益を大きく押し上げた。業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の15円から20円(前の期は無配)へ大幅増額に引き上げたことも評価材料となっている。