TOYOが続急伸、22年12月期業績及び配当予想を上方修正
TOYO TIRE<5105>が続急伸している。12日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を4550億円から4850億円(前期比23.2%増)へ、営業利益を445億円から500億円(同5.8%減)へ、純利益を296億円から385億円(同6.9%減)へ上方修正し、あわせて中間26円・期末32円の年58円としていた配当予想を中間30円・期末40円の年70円にすると発表しており、これらが好感されている。
足もとで特に北米市場においてタイヤ需要が好調であることに加えて、急速な円安進行に伴い為替差益を計上することが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(1~3月)決算は、売上高1017億7300万円(前年同期比16.0%増)、営業利益161億7200万円(同27.3%増)、純利益177億9700万円(同46.4%増)だった。