東洋水産が後場一段高、23年3月期は価格改定効果で23%営業増益へ
東洋水産<2875>が後場一段高している。午後0時20分ごろに発表した23年3月期の連結業績予想で、売上高4050億円(前期比12.0%増)、営業利益365億円(同22.7%増)、純利益270億円(同20.5%増)と大幅増益を見込むことが好感されている。
原材料価格の上昇や物流費の増加などのコストアップを国内即席麺事業の新商品投入効果や新規設備の稼働効果、更に主力事業の価格改定で吸収する見通し。なお、22年3月期決算は、売上高3614億9500万円(前の期比6.1%増)、営業利益297億3700万円(同18.4%減)、純利益224億1400万円(同22.9%減)だった。