株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は先物中心限月で一時14.27倍まで上昇しNTロングの動きが強まってきた

市況
2022年5月16日 12時12分

日経225先物は11時30分時点、前日比70円高の2万6460円(+0.26%)前後で推移。寄り付きは2万6770円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6675円)を上回ってギャップスタートとなり、寄り付き直後には一時2万6870円まで上げ幅を広げる場面が見られた。ただ、一気に上値抵抗線として意識されていた25日移動平均線を突破したものの、買い一巡後は25日、75日線水準でのこう着が続くなか、中国の4月小売売上高のほか鉱工業生産が予想を下回ったことをきっかけに利食いが強まった。前引けにかけて急速に上げ幅を縮める格好となり、2万6430円まで軟化する場面があった。

日経225先物は強弱感が対立しやすい25日線水準での攻防が続くなか、中国の予想を下回る経済指標の発表をきっかけに、クローズの動きに向かったようである。また、グローベックスの米株先物がマイナス圏で推移していることで、短期的にはショートも入ったようだ。NT倍率は先物中心限月で14.23倍に上昇し、高いところでは14.27倍まで上げている。テクニカル面では25日線を突破してきており、NTロングの動きが強まってきた。なお、日経225先物が5日線を上回って推移していることもあり、押し目狙いのロングを意識しておきたいところだろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.