三機工業---22年3月期は増収・21%営業増益、建築設備事業・環境システム事業等で受注増加

材料
2022年5月16日 16時23分

三機工業<1961>は13日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.6%増の1,931.89億円、営業利益が同21.5%増の91.12億円、経常利益が同19.8%増の98.17億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.0%増の64.89億円となった。

建築設備事業の受注高は前期比2.4%増の1,605.04億円、売上高は同0.17億円減の1,554.84億円、セグメント利益は同14.9%増の88.25億円となった。受注高は、産業空調及び電気設備の大型工事の受注により増加した。売上高は前年同期並み、セグメント利益は繰越工事の利益率改善等により増益となった。

機械システム事業の受注高は前期比13.4%増の89.14億円、売上高は同7.7%増の96.66億円、セグメント損失は1.93億円(前期は3.93億円の損失)となった。前年同期と比較して受注高、売上高ともに増加となり、セグメント損失は改善した。

環境システム事業の受注高は前期比6.7%増の306.40億円、売上高は同9.7%増の258.42億円、セグメント利益は同783.1%増の1.84億円となった。受注高は、大型の維持管理業務を受託及び廃棄物処理施設の受注等により増加した。また、売上高は前期からの繰越工事が進捗したことにより増収、セグメント利益は増収の影響により増益となった。

不動産事業の受注高は前期比1.5%増の24.10億円、売上高は同1.5%増の24.10億円、セグメント利益は同2.8%増の7.98億円となった。テナント賃貸収入が増加し、増収増益となった。

2023年3月期通期については、売上高は前期比3.5%増の2,000億円、営業利益は同4.2%増の95億円、経常利益は同1.9%増の100億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.3%増の69億円を見込んでいる。

《EY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.