エネチェンジはカイ気配、EV充電サービス導入を材料に5日・25日線が今年初のGC形成
ENECHANGE<4169>が前週末のストップ高に続き急騰、カイ気配で水準を切り上げている。同社は消費者向けに電力やガスの切り替えプラットフォームを提供している。足もとの業績はトップラインこそ大幅増収基調にあるものの、先行投資負担により利益が出にくい状況にあり、22年12月期は営業損益が10億円の赤字(前期は4000万円の黒字)を見込んでいる。
株価は長期下落トレンドで今月12日に上場来安値をつけるなど大底圏にあったが、株式需給面では売り物が枯れた状態にあり、前週末20日に急動意しストップ高に買われた。今年になって初めて5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも示現している。前週末20日取引終了後、千葉県の米原ゴルフ倶楽部に月額費用不要で充電できる「エネチェンジEV充電サービス」を導入したことを発表、きょうはこれを材料視する買いを改めて呼び込んでいる。