フロンテオはS安ウリ気配、前期好調も今期は営業42%減益で減配も
FRONTEO<2158>はウリ気配。300円安はストップ安となる1069円に張りついている。前週末20日の取引終了後に23年3月期業績予想を発表。営業利益を前期比41.9%減の10億円とし、年間配当予想については前期比4円減の3円とする見通しを示した。前期が大幅増益で3期ぶり復配を果たすなど好調だっただけに、今期見通しを嫌気した売りが膨らんでいるようだ。
26年3月期に向けた中期戦略の達成を目指し、今期を体制整備の年と位置付けて人的投資を中心に積極的に投資を行っていく方針。同時に発表した22年3月期決算では、営業利益は前の期比3.4倍の17億2100万円だった。企業の旺盛なデジタル投資が追い風となったほか、販管費の削減が奏功したことが利益を大きく押し上げた。