27日の株式相場見通し=4日ぶり急反発か、米株大幅高受け買い戻し誘発

市況
2022年5月27日 8時00分

27日の東京株式市場は、主力株をはじめ幅広く買い戻され日経平均株価は4日ぶり反発となる可能性が高い。前日の米国株市場ではNYダウが500ドルを超える大幅高で5連騰となったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も続急伸となるなど、足もとでリスク選好の流れが強まっている。百貨店大手メーシーズ<M>は好決算発表を受け投資資金が集中、20%近い急騰をみせるなど消費関連株に買いが集まり、投資家心理が強気に傾いた。また、決算発表を受け時間外で売られていた画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>も売り一巡後に買い戻されプラス圏で引けるなど、ハイテク系グロース株にも買いが入り、全体相場を押し上げた。ここ東京市場は米株市場との連動性を欠いているが、前日まで日経平均が3日続落と下値を探っていただけに、きょうは満を持してリバウンド局面への移行が見込まれる。週末ということもあり積極的に買いポジションを高めにくい面はあるものの、ショートカバーを誘発して日経平均は2万7000円台回復を視野に上げ幅も大きくなりそうだ。

26日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比516ドル91セント高の3万2637ドル19セントと5日続伸。ナスダック総合株価指数は同305.909ポイント高の1万1740.650だった。

日程面では、きょうは5月の都区部消費者物価指数(CPI)、3カ月物短期国債入札など。海外では、4月の中国工業企業利益、4月の豪小売売上高、4月の米個人所得・消費支出、5月の消費者態度指数(ミシガン大学調査・確報値)など。

出所:MINKABU PRESS

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