東京株式(前引け)=反発、内需株中心に次第高の展開に

市況
2022年6月1日 11時48分

1日前引けの日経平均株価は前営業日比192円69銭高の2万7472円49銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億1131万株、売買代金概算は1兆4529億円。値上がり銘柄数は1497、対して値下がり銘柄数は297、変わらずは42銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、幅広く買い優勢の展開となった。半導体関連の主力銘柄などに下げるものが目立ったが、一方で内需の消費関連株を中心に経済活動正常化をテーマとした買いが活発だった。外国為替市場でドル高・円安に振れていることも追い風材料となり、日経平均は寄り後に上値指向を鮮明とし前引けは高値圏で着地し、2万7000円台半ばまで水準を切り上げている。中小型株に人気化するものが増えており、プライム市場全体の8割強にあたる1500銘柄近くが上昇した。

個別では川崎汽船<9107>が高く、トヨタ自動車<7203>、ソニーグループ<6758>も上昇した。三菱重工業<7011>も買いを集めた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも上昇。ACCESS<4813>が値上がり率トップに買われ、日本農薬<4997>、菱洋エレクトロ<8068>、北の達人コーポレーション<2930>なども値を飛ばしている。半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が安く、イビデン<4062>も大幅安。ベイカレント・コンサルティング<6532>が大きく売られ、リクルートホールディングス<6098>も軟調。東邦チタニウム<5727>などの下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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