株価指数先物【昼のコメント】 2万8000円を中心とした2万7875円~2万8125円のレンジが意識されやすい

市況
2022年6月7日 12時10分

日経225先物は11時30分時点、前日比110円高の2万8020円(+0.39%)前後で推移。寄り付きは2万7970円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万8025円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。その後は利食いが強まり、一時2万7860円と下落に転じた。ただし、積極的に売り込む動きにはならず、早い段階でショートカバーに向かわせる格好から、前場半ばには2万8000円を回復。狭いレンジ内で強弱感が対立するなか、前引けにかけて2万8070円まで買われる場面も見られた。

日経225先物は寄り付き後に下落に転じたものの、オプション権利行使価格の2万7875円水準での底堅さが見られ、2万8000円を中心とした上下の権利行使価格である2万7875円~2万8125円のレンジが意識されやすいところだろう。ただし、グローベックスの米株先物は、NYダウが170ドル、ナスダック100先物は100ポイント近く下落して推移しているため、底堅さは意識されるものの、上値追いの動きも慎重にさせそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.35倍に下落した。支持線として意識される5日移動平均線水準まで下げたことで、NTロングの巻き戻しは一巡したと見られ、改めてNTロングのポジションを組成する動きがありそうだ。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.