くら寿司は５日ぶり反落、調達価格の高騰などが響き上期営業は２５％減益
くら寿司<2695>が５日ぶりに反落。寄り付き後に前日比７．３％安の２８８７円まで急落したが、その後は３０００円近辺まで値を戻している。８日の取引終了後に発表した２２年１０月期上期（２１年１１月～２２年４月）の連結決算で、営業利益が前年同期比２４．６％減の３億２３００万円となったことが嫌気されている。
売上高は同１９．７％増の８９３億１２００万円だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止等重点措置の適用が解除された３月以降、営業制限を緩和したことで来店客数が回復し、国内の売上高は新型コロナ感染拡大前を上回った。一方、調達価格の高騰などが利益を圧迫した。客単価アップなどの取り組みを進めたが補えなかった。
