個人投資家・有限亭玉介:国策に売りなし!強いテーマ株に注目【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2022年6月11日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2022年6月6日10時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

今回は参議院選挙前に岸田首相の政策…つまりは国策について復習しておきたいと思います。まずは、6月10日からの添乗員付きツアー客に限定した訪日外国人の受け入れです。円安のタイミングもあり、インバウンド向けの観光業が復活できるか期待したいところですな。

ここ最近で突如発表された国民皆歯科健診も世間の関心を集めております。賛否両論あるようですが、この報道を受けて株式市場では早くも歯科関連が物色されました。歯科健診の義務化について実現するかは懐疑的な部分もあり、この政策の行く末がどうなるのか今後も動向をチェックして参りますよ。

脱炭素関連からは、これから急速に拡大するであろう太陽光パネルの設置に伴って、太陽光パネルのリサイクルを義務付ける検討も始まりました。小池百合子東京都知事が新築建物への太陽光パネル設置義務を発表した事も、太陽光パネルを扱う銘柄へ思惑買いが入っているようです。

自民党の経済安全保障対策本部では、量子技術や人工知能(AI)、宇宙、バイオなどの先端技術開発へ5000億円規模で支援するとの発表もあり、世界に通用する技術を持つベンチャーにも注目していきたいですねぇ。その他は、インバウンドだけでなくGO TOなどの国内需要を活性化させる電子認証システムなども引き続き監視しておりますよ。

さて、そこで様々な国策関連からテーマ銘柄を選定して参ります。政府が外国人観光客に対して民間医療保険の加入を要請する方針を発表した事で、日本エマージェンシーアシスタンス<6063>が物色されました。ディスプレー制作や団体イベント等で販促支援を手掛ける博展<2173>もコロナ禍を抜けて業績が復調している模様です。

歯科健診関連からは歯ブラシ等・歯科通販首位である歯愛メディカル<3540>に思惑買いが入った他、人工歯・研削剤で高シェアを誇る松風<7979>も底値圏から一気に短期資金が流入しました。メディカルネット<3645>は歯科医療情報ポータルサイトを運営しており直近の決算も業績好調です。歯科医院向けシステムを開発する東和ハイシステム<4172>も、下落基調から急動意しております。厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、コロナ前の平成28年では過去1年のうちに歯科健診を受けたのは52.9%となっており、年代が若くなるほど割合は減少しているとの事。義務化となれば大幅な需要拡大が見込めますな。

続いて太陽バネル関連からは、太陽電池の製造装置大手であるエヌ・ピー・シー<6255>です。同社は太陽光パネルのリサイクル・リユースも手掛けており、太陽光パネルのリサイクル義務付けで思惑が入っているようです。直近の決算では業績は軟調ながら、政府の支援によって状況が好転する可能性もあるか監視中。

ソフトの受注開発を主力とするフィックスターズ<3687>ですがAIや量子コンピューター分野にも知見がある事から量子コンピューター関連株として物色されております。スーパーコンピューター「富岳」で理研などと共同研究している点も評価が高いですな。

SMS配信代行サービス最大手のアクリート<4395>は、GO TO トラベルにおける「地域共通クーポン」はSMS認証が使われるとの発表から思惑買いが入りました。5月13日の決算発表は好調で、6月に入り年初来高値を更新しております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.