タマホーム失速、22年5月期売上高予想と期末一括配当計画の上方修正が好感される場面も
タマホーム<1419>は反発してスタート。同社は16日取引終了後に、22年5月期通期の連結業績予想と配当計画の修正を発表。売上高の見通しを前の期比10.4%増の2407億円(従来予想は2350億円)に上方修正したほか、期末一括配当を従来計画比5円増額の125円(前の期は100円)にしたことが好感された。ただ、朝方の買いが一巡したあとは、全体相場の軟調地合いが影響するかたちで失速している。
主力の住宅事業で早期契約・早期着工・早期売上の目標のもと引き渡しが高水準で推移したことや、保証延長工事の契約件数増加に伴いリフォーム事業が伸長したことなどが主な要因だとしている。一方、昨年のウッドショックによる木材価格の急騰などを背景に、営業利益は同3.6%増の114億円(従来予想は120億円)に若干引き下げた。