10万円以下で買える、高ROE&低PBR 24社【スタンダード】編 <割安株特集>

特集
2022年6月26日 16時00分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証スタンダード上場企業では803銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、投下した資本に対し企業がどれだけの利益を上げられるのかという観点からROEに注目した。ROEが高い銘柄は効率的に株主資本を活用できているといえるほか、機関投資家が投資先候補として選定することも期待される。また、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値とされる1倍を下回る銘柄に絞り込んだ。

下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額40億円以上、(3)予想ROEが10%以上、(4)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※ROE、PBR、最低投資金額は24日現在)

24日(金)に配信した「10万円以下で買える、高ROE&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。

最低投資   予想    

コード 銘柄       金額   ROE  PBR

<3236> プロパスト   14600  13.83  0.70

<9478> SEHI    20100  12.43  0.66

<3242> アーバネット  30600  10.64  0.79

<8572> アコム     32300  11.73  0.95

<7760> IMV     41300  11.53  0.86

<9827> リリカラ    50500  11.31  0.89

<8023> 大興電子    51500  11.53  0.76

<3422> 丸順      56800  10.43  0.37

<9029> ヒガシ21   65500  11.25  0.87

<3246> コーセーRE  66700  11.86  0.83

<9913> 日邦産業    67300  10.13  0.59

<5284> ヤマウHD   73800  14.52  0.56

<2984> ヤマイチ    77700  15.81  0.67

<9051> センコン物流  79500  10.80  0.84

<7087> ウイルテック  81300  11.95  0.75

<7217> テイン     85500  11.97  0.84

<3355> クリヤマHD  88800  10.54  0.57

<6542> FCHD    90000  13.47  0.79

<2415> ヒューマン   90800  12.79  0.72

<3321> ミタチ産業   91000  12.63  0.65

<9268> オプティマス  95400  15.90  0.84

<4556> カイノス    98200  10.00  0.79

<9428> クロップス   98200  16.03  0.94

<8909> シノケンG   99100  13.95  0.73

※単位はROEが%、PBRが倍、最低投資金額が円。

※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

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