「猛暑」が11位にランク、東京都心で6月初となる2日連続猛暑日を記録＜注目テーマ＞
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「猛暑」が１１位となっている。
東京都心は２５、２６日と２日連続で最高気温が３５度以上となる猛暑日を記録。６月に２日連続猛暑日となるのは、１８７５年の観測開始以来、初めてだ。きょうも猛暑は続いており、関東甲信は平年より２２日早く、過去最も早い梅雨明けが宣言された。この記録的な気温上昇を受けて、株式市場では早くも夏場に売り上げを伸ばす、ビールや清涼飲料水、アイスクリーム、エアコンといった「猛暑」関連銘柄への関心が高まっている。
注目銘柄は、まずサッポロホールディングス<2501>、アサヒグループホールディングス<2502>、キリンホールディングス<2503>、それに伊藤園<2593>、プレミアムウォーターホールディングス<2588>など飲料メーカーだ。缶製品や飲料水商品などの値上げなどもあり、採算改善も期待されている。加えてアイスクリームを手掛ける森永乳業<2264>や江崎グリコ<2206>、名糖産業<2207>、セイヒョー<2872>、それにＢ－Ｒ サーティワンアイスクリーム<2268>など。
また電化製品でエアコンを製造販売するダイキン工業<6367>や家電量販店大手のビックカメラ<3048>、ヤマダホールディングス<9831>、ノジマ<7419>も恩恵を受ける。更に日焼け止めなどの関連商品で資生堂<4911>、コーセー<4922>、マンダム<4917>などが有力。また、ほかの関連商品として洋傘大手のムーンバット<8115>、「ミネラル麦茶」が主力の石垣食品<2901>などもマーケットの関心が高い。