２７日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は６２ドル安と３日ぶり反落
２７日の米株式市場では、ＮＹダウが前週末比６２．４２ドル安の３万１４３８．２６ドルと３日ぶりに反落した。
米５月耐久財受注などは堅調だったが、米長期金利が上昇したことが警戒されハイテク株が軟調に推移した。全体相場は様子見気分が強く、ＮＹダウは小幅な値動きとなった。アマゾン<AMZN>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベットC<GOOG>が安く、テスラ<TSLA>が軟調。ネットフリックス<NFLX>やショッピファイA<SHOP>が値を下げた。ボーイング<BA>やウォルト・ディズニー<DIS>も安い。半面、原油価格の上昇を受け、エクソン・モービル<XOM>やシェブロン<CVX>が高い。メルク<MRK>やファイザー<PFE>、ブリストル-マイヤーズ・スクイブ<BMY>など薬品株が堅調。キャタピラー<CAT>やIBM<IBM>も値を上げた。
ナスダック総合株価指数は、８３．０６９ポイント安の１万１５２４．５５１と３日ぶり反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が９億９１１３万株だった。