【市場反応】米ISM製造業景況指数20年6月来で最低、受注は50割れ、建設支出も予想外のマイナス、リスクオフ

市況
2022年7月1日 23時27分

供給管理協会(ISM)が発表したISM製造業景況指数の6月分は53.0と、5月56.1から低下し、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年6月来で最低となった。重要項目である新規受注は2020年5月来初めて、50を割り込み、活動の縮小を示した。雇用も47.3と2カ月連続の50割れで2020年8月来で最低。

米5月建設支出は前月比-0.1%と、予想外に昨年9月来のマイナスに落ち込んだ。4月分は+0.8%と+0.2%から上方修正された。

景気後退懸念が強まり、米国債相場は続伸。10年債利回りは2.80%まで低下した。ドル売りも加速し、ドル・円は再び135円を割り込み134円91銭まで下落。同時に、欧州債利回りの低下でユーロ売りも継続、ユーロ・ドルは1.0420ドルから1.0372ドルまで下落した。

【経済指標】

・米・5月建設支出:前月比-0.1%(予想:+0.4%、4月:+0.8%←+0.2%)

・米・6月ISM製造業景況指数:53.0(予想:54.5、5月:56.1)

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.