個人投資家・有限亭玉介:Web3.0の時代に向けて今夏はゲーム関連株に再び物色か【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年6月27日14時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
さて、昨今話題のWeb3.0の最大の特徴は「非中央集権(Decentralized)」にあると言えます。ビットコインなどの暗号資産は通貨の発行主体がない、管理者不在の貨幣として有名です。その特異性から、何か怪しいと敬遠される存在にもなっています。
しかし、それでも世界中の人が利用している理由は、ブロックチェーンという分散型のシステムが機能して暗号資産を担保しているからです。このブロックチェーン技術が日常に組み込まれれば、会社設立のプロセスや私達の働き方まで面倒な手続きなく、決済もトークンで効率化された世界が実現し得ると言われています。それがWeb3.0の世界です。
株式市場でも以前からブロックチェーンやNFT(非代替性トークン)関連は注目されていました。ゲーム内でお金を稼いだり、NFTアートと呼ばれる作品が数億円で落札されるというニュースもよく目にします。特にアニメや漫画などコンテンツ大国である日本にとって、コピーと本物の見分けがつく世界というのはビジネスを運営する上で最高の環境と言えそうです。
今はまだVRヘッドセットのサイズも大きく、24時間装着するのは難しいでしょう。しかし、確実にメタバースと現実世界の距離は近づいています。ブロックチェーンとVRとゲームの世界が組み合わさり、ゲームが現実になる世界、はたまた現実がゲームになる世界が来るのか…。夏枯れ相場では、ゲーム株を中心に新しいテーマが物色されそうですな。
NFTアートオークション等を運営するShinwawise<2437>は、3月27日に当記事でご紹介致しました。あれから見事に3倍以上の株価を直近でつけておりますよ。6月20日、仮想空間に江戸の町を開発する「江戸バース」のイメージ画像を発表して人気化していますが…その実態が明るみに出た後も注目されるか見定めたいと思います。
6月21日にパズルRPG「アリスフィクション」の事前登録者数が50万人を突破したワンダープラネット<4199>は、4月にシンガポールにブロックチェーンゲーム事業の子会社の設立を発表した経緯もあります。25日移動平均線を上抜いて、GameFi(ブロックチェーンゲーム)関連として7月13日の決算もチェックですな。
こちらもGameFi関連として思惑があるgumi<3903>です。6月10日にブロックチェーンゲームの子会社「gCG Pte.Ltd」をシンガポールに設立すると発表後、動意しました。開発からトークン発行まで一貫したビジネス展開を行う方針です。チャート(日足)は底値から切り返している模様。
シミュレーション型交流ゲームを主力とするenish<3667>は、「ブロックチェーン事業を手掛けるハッシュポートと、ゲーム内で使えるトークンを発行しやすくする仕組みを開発した」と報じられ急動意しました。ハッシュポートは昨年に前澤友作氏が出資した企業でもあり、話題性もありますねぇ。直近では、年初来高値を更新しました。
ブロックチェーン技術を活用したオンラインエンターテイメント事業を手掛けるアクセルマーク<3624>は、NFTを活用した「Jリーグトレーディングサッカー」をリリースへ向けて企画開発を進めているとの事。
NFT販売プラットフォーム「ユニマ」を運営するモバイルファクトリー<3912>は、人気作家の作品を着々と増やしており当事業に注力しているようです。業績はまずまずですが、投資フェーズとして事業拡大していく過程を注視しております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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