東京株式(前引け)=反発、米株高好感も半導体関連の一角に売り続く

市況
2022年7月4日 11時47分

4日前引けの日経平均株価は前営業日比149円45銭高の2万6085円07銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は5億5498万株、売買代金概算は1兆2940億円。値上がり銘柄数は1371、対して値下がり銘柄数は407、変わらずは60銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、リスク選好のなか日経平均は反発に転じ、2万6000円台を回復した。前週末の米国株市場でNYダウが300ドル超の上昇をみせたことを受け、目先筋の買い戻しが優勢となった。ただ、米国では半導体関連株が大きく売り込まれており、東京市場でもこの影響が一部の半導体関連株に波及し、全体指数の上昇を抑えている。日経平均は一時300円を超える上昇をみせたものの、その後は伸び悩んでいる。外国為替市場で円高方向に振れていることも積極的な買いを妨げる背景となっているもようだ。

個別では東京電力ホールディングス<9501>の上げ足が際立っている。東京エネシス<1945>も急騰した。レーザーテック<6920>が堅調、ソフトバンクグループ<9984>も買いが優勢。レノバ<9519>も大きく上昇している。ソニーグループ<6758>がしっかり、任天堂<7974>も値を上げている。ラクス<3923>は大幅高に買われた。半面、東京エレクトロン<8035>が安く、KDDI<9433>も売り優勢。ダブル・スコープ<6619>が大きく利食われ、ファーストリテイリング<9983>も安い。ラクーンホールディングス<3031>、J.フロント リテイリング<3086>の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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