大阪チタが戻り足加速、航空機向けチタン需要回復と値上げ効果に期待
大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が急反発、6月下旬を境に切り返しに転じているが、きょうは寄り後に上値を伸ばし大陽線で戻り足を強めてきた。世界的なリオープン(経済活動再開)で国際間の旅客需要も復活する傾向にあり、航空機向けスポンジチタンを手掛ける同社株に追い風が意識されている。スポンジチタンの値上げ効果による収益への反映も見込まれ、ここ機関投資家とみられる買いが改めて流入しているもよう。直近では大手証券経由で株式買い増しの動きが観測される一方、外資系証券経由の空売り残急増によるショートカバーも株高を後押ししている。