★本日の【イチオシ決算】 ラクトJ、イオンモール、ハニーズHD (7月5日)
1)本日(7月5日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【ラクトJ <3139> [東証P]】 ★上期経常を23%上方修正、通期も増額
◆22年11月期上期(21年12月-22年5月)の連結経常利益を従来予想の13.5億円→16.6億円に23.0%上方修正。新型コロナ感染拡大に伴う行動制限の緩和で業務用食材の需要が回復し、乳原料・チーズ部門の販売数量が増加したことが寄与。乳製品の需給逼迫や市況高騰、円安による収益押し上げ効果なども上振れにつながった。
併せて、通期の同利益も従来予想の29億円→31億円に6.9%上方修正。増益率が8.2%増→15.6%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
●サプライズな決算発表・業績修正
キューブシス <2335> [東証P] ★今期配当を24円増額修正、配当利回り5%超に上昇
◆23年3月期の年間配当を従来計画の26円→50円(前期は23円)に大幅増額修正した。創立50周年記念配当24円を実施する。配当利回りは5.49%に急上昇。
ハニーズHD <2792> [東証P] ★今期経常は9%増益、5円増配へ
◆22年5月期の連結経常利益は前の期比27.3%増の50.5億円で着地。続く23年5月期も前期比8.8%増の55億円に伸びる見通しとなった。今期は新型コロナの影響が緩やかに平常化へ向かうなか、既存店売上高が前期比3.4%増と伸長する見込み。強化中のEC事業は2ケタ成長継続を目指す。
併せて、今期の年間配当は前期比5円増の40円に増配する方針とした。
イオンモール <8905> [東証P] ★3-5月期(1Q)経常は22%増益で着地
◆23年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比22.0%増の108億円に伸びて着地。緊急事態宣言の影響を受けた前年同期と比べ、国内既存モール専門店売上高が12.9%増加したことが寄与。海外はウィズコロナで経済成長を優先する方針へ転換し、消費トレンドが回復したベトナムが好調だった。
2)7月6日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■引け後発表
◆本決算:
<2791> 大黒天 [東P]
◆第1四半期決算:
<2653> イオン九州 [東S]
<2686> ジーフット [東S]
<2918> わらべ日洋 [東P]
<4343> イオンファン [東P]
<6734> ニューテック [東S]
<7450> サンデー [東S]
<7512> イオン北海道 [東S]
<8198> MV東海 [東S]
<8267> イオン [東P] ★
<8278> フジ [東P]
<9876> コックス [東S]
<9946> ミニストップ [東P]
◆第2四半期決算:
<2734> サーラ [東P]
◆第3四半期決算:
<9414> BS11 [東S]
合計15社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
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