東京株式(前引け)=大幅反落、世界景気減速への警戒感高まる

市況
2022年7月6日 11時48分

6日前引けの日経平均株価は前営業日比333円61銭安の2万6089円86銭と大幅反落。前場のプライム市場の売買高概算は7億1393万株、売買代金概算は1兆5812億円。値上がり銘柄数は431、対して値下がり銘柄数は1357、変わらずは49銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方から売り優勢の展開。日経平均は下値模索の動きを強いられ2万6000円トビ台まで水準を切り下げた。前日の欧州株市場が全面安に売り込まれたほか、米国株市場でもNYダウが一時700ドル超の下げに見舞われるなどリスクオフの流れが強まった。世界景気減速に対する警戒感が強まっており、主力株中心に買い手控えムードが強い。原油価格が急落していることや外国為替市場で急速に円高方向に振れていることも警戒されている。値下がり銘柄数は1300を上回り、値上がり数の3倍以上に膨らんだ。特に売買代金上位の主力銘柄の下げが目立つ状況にある。

個別では東京エレクトロン<8035>が軟調、東京電力ホールディングス<9501>も大幅反落。INPEX<1605>が急落した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクの下げが目立つほか、ファーストリテイリング<9983>も大きく値を下げた。エスプール<2471>が値下がり率トップに売られ、東邦チタニウム<5727>も急落。半面、レーザーテック<6920>が買い優勢、キーエンス<6861>も値を上げた。ベイカレント・コンサルティング<6532>が物色人気を集め、SHIFT<3697>も大きく上昇した。ラクト・ジャパン<3139>が急伸、ラクス<3923>も値を飛ばした。キューブシステム<2335>も大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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