しまむらが5日ぶり反落、国内有力証券は「ニュートラル」継続
しまむら<8227>が5日ぶりに反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は6日、同社株のレーティングの「ニュートラル」を継続した。目標株価は1万3000円で据え置いた。第1四半期(3~5月)の売上高は前年同期比4.8%増、営業利益は同12.3%増と好調でともに同期として過去最高となった。「商品力強化」「きめ細かな販促」「在庫コントロールと値下げ抑制」の施策を通じて、業績の改善が続いている。ただ、この先は一段のコスト増や消費者の生活防衛意識の高まりなど、事業環境が厳しさを増す可能性は高い、とみている。このため、株価の更なる上昇には、より厳しい環境下でも利益率改善を伴った成長が続くことを示していく必要がある、と指摘している。