旭化学が冴えない、エネルギー価格高騰など響き22年8月期営業利益予想を下方修正
旭化学工業<7928>が冴えない。前週末8日の取引終了後、22年8月期の連結業績予想について、営業利益を7億円から5億4000万円(前期比33.0%減)へ、純利益を5億円から4億2000万円(同23.9%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
為替が想定よりも円安元高となった影響で、売上高を104億円から107億円(同2.8%増)へ上方修正したが、日本の売上高の減少やエネルギー価格高騰に伴う経費の増加などが利益を圧迫する。また、上海ロックダウンの影響による中国工場の工場非稼働時の固定費負担なども響く。