個人投資家・有限亭玉介:サマーラリーなるか!?動いてきたグロース株をチェック【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2022年7月23日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2022年7月19日10時に執筆

参院選も自民圧勝という予定調和で終えて、安心感が広がりました。これからは今まで以上に日米マクロ経済の動向を注視したいところです。11月には米国中間選挙が控えておりますので、それを見据えて大胆な政策が打ち出されるかもしれませんな。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

7月8日、奈良で街頭演説中に安倍元首相が銃撃され死去しました。2012年の日経平均8000円台・1ドル77円という低迷から日本を救った安倍元首相には、感謝している個人投資家も多いはずです。是非、自民党には道半ばのアベノミクスの継承を願ってやみません。

あれから10年経ち、現在の為替は一時139円台に到達しました。米国のインフレ圧力が予想以上で、FRBの金融引締めが強まる可能性が高いです。一方で商品相場では、WTI原油先物やアルミ価格などが下落基調に転じています。これまで円安によりコスト増と輸出メリットの天秤にかけられていましたが、その均衡が崩れたかもしれません。

7月・8月は決算シーズンですので、急伸した円安の影響と業績の関係をチェックしておきたいですな。グロース株が少しずつ買われ始めて、夏枯れのムードからサマーラリーへと相場は変貌するのでしょうか。割安銘柄はゴロゴロと転がっていますが、サマーラリーに乗る銘柄はどれなのか判断が難しいところですが、サプライチェーンの停滞や原材料高が落ち着き始めて、利益を圧迫されていたグロース株の逆襲劇が始まりそうな兆しはありますな。

直近で下値を切り上げて年初来高値を更新したクラウドワークス<3900>は、厚生労働省が企業へ副業の可否や条件を公表するよう求めるとの発表が材料視されました。パートナー企業や会員数を順調に増やしており、8月15日の決算発表を注視したいところです。

直近IPOで上場後にチャートが落ち着いてきたセカンドサイトアナリティカ<5028>は、5月13日の決算を増益着地しております。機械学習を用いたAIプロダクトを提供している同社は、SaaS型プロダクトの販売拡大に注力していく模様。ベンチャー企業の小型株ながら、しっかりと利益を出して成長力を有している点は評価したいですな。

ローコードとアジャイルを活用したシステム受託開発を行うBlueMeme<4069>も業績好調です。世界的にエンジニア不足が叫ばれる中で、ローコードの需要は高まっていく可能性がありますな。チャート(日足)は25日移動平均線を上抜いており、75日線も上抜けるか。

7月15日の決算発表で黒字転換したサイエンスアーツ<4412>は、長い底値圏での推移から75日線を上抜きました。デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の開発を手掛ける同社は、サブスクリプション型の収益モデルで売上高も伸長しております。

人工ダイヤモンド製造・販売を手掛けるイーディーピー<7794>は、IPO上場時の急騰から調整後、下値を切り上げております。現状は販売実績の9割以上が種結晶となっていますが、これから半導体関連などへのシェア拡大も期待したいところです。決算発表の8月12日前後は監視を強めたいですな。

最後も直近IPOからサンウェルズ<9229>です。パーキンソン病専門の有料老人ホーム「PDハウス」を中心とした介護事業を手掛けており、社会貢献性は非常に高いと見ておりますよ。IPO上場後のチャートとしては珍しく、上場から2週間経過しても下値を切り上げています。8月10日の決算発表は要チェックですな。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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