株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は一時14.18倍と支持線レベルまで低下、短期的なリバランスは一巡か

市況
2022年7月26日 12時19分

日経225先物は11時30分時点、前日比40円安の2万7660円(-0.14%)前後で推移。寄り付きは2万7620円と、シカゴ日経平均先物(2万7755円)を下回り、売り先行で始まった。現物の寄り付き直後には2万7690円まで下げ幅を縮める場面も見られたもののプラスに転じられず、反対に前場半ばにかけて軟化すると、一時2万7520円まで売られた。ただし、前引けにかけて持ち直し、ランチタイムでは寄り付き直後につけた高値水準を回復。

日経225先物は予想以上に弱く始まったが、オプション権利行使価格の2万7500円辺りで下げ渋りを見せており、前引けにかけて買い戻された格好であろう。グローベックスの米株先物がマイナス圏で推移していたほか、半導体株の一角で米系証券による投資判断引き下げが観測されていたことも重荷となった。この影響で相対的にTOPIX優位の動きとなり、NT倍率は先物中心限月で一時14.18倍まで低下し、支持線として意識される75日移動平均線まで下げてきた。

日経225先物は前場半ばにかけての下げに対するカバーは一巡したと見られ、NTスプレッドも75日線までの低下で短期的なリバランスは一巡した感がある。上値の重さが意識されるようだと再びショートに振らされる可能性はあるが、ややリバウンドを試す動きも入りやすいところであろう。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.