平河ヒューテはカイ気配で水準切り上げる、4~6月期最終利益が前年同期比2.8倍に
平河ヒューテック<5821>がカイ気配スタートで一気に水準を切り上げている。年明け早々の1月5日につけた年初来高値1248円奪回を視野に入れている。電線やネットワーク機器の製造販売を主力に手掛け、医療用チューブなどにも展開する。車載用ケーブルや半導体製造装置向けが好調で収益を牽引し、固定資産売却による特別利益計上も寄与して足もとの業績は急拡大している。1日取引終了後に発表した23年3月期第1四半期(22年4~6月)決算は、最終利益が前年同期比2.8倍の9億3000万円と大幅な伸びを達成、これが株価を強く刺激する格好となった。