東京株式(前引け)=反落、目先利益確定の動きが優勢に

市況
2022年8月9日 11時46分

9日前引けの日経平均株価は前営業日比239円89銭安の2万8009円89銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億8451万株、売買代金概算は1兆5718億円。値上がり銘柄数は555、対して値下がり銘柄数は1203、変わらずは79銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場で主要株価指数が高安まちまちの展開であったことから目先上昇一服感が台頭、利益確定売りが優勢となった。朝方は小幅安で始まったが、その後は次第に下げ幅を広げ、一時2万8000円台を割り込む場面もあった。日経平均寄与度の高い値がさ株の一角が大きく売られ全体相場を押し下げている。あすの米CPI発表を前に買い手控えムードが漂うほか、中国・上海株市場を除きアジア株市場が総じて軟調な値動きを示していることも、市場のセンチメントを冷やしている。

個別では東京エレクトロン<8035>が急落、ソフトバンクグループ<9984>の下げも目立つ。ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>が軟調、メルカリ<4385>も大きく下値を試す展開となっている。エンシュウ<6218>が急落し値下がり率トップ、住友ゴム工業<5110>、日本製鋼所<5631>なども大幅安に売り込まれた。半面、売買代金首位のレーザーテック<6920>が堅調、三井松島ホールディングス<1518>も値を上げた。日本郵船<9101>もしっかり。LITALICO<7366>がストップ高に買われ、デサント<8114>、トレンドマイクロ<4704>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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