この記事はプレミアム会員限定です

伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 8月14日版

市況
2022年8月14日 10時55分

日経平均は9月まで上値の重い場所を探る動きになる公算

1. 日経平均は目先、急落する動きにはならない展開

日経平均株価は、前週の価格が上昇したことで、8月中、積極的な下げの流れを作り、6月20日の安値2万5520円を目指す展開にはならない可能性が大きくなったと言えます。

8月は、月足が陽線引けするという見方が有力になっています。月足が陰線引けするとしても、月内は8月2日の安値2万7530円を大きく下回る展開にならないと推測できます。

前回、「本年の年足が陰線引けするなら、目先の価格が1月5日の高値2万9388円を超えられずに上値を抑えられて、3月の安値2万4681円を割る動きになる」と書きました。

2万8000円から2万9388円までの1000円前後の値幅の範囲が強力な壁になっているので、2万8000円前後の値位置では強く上値を抑えられて、8月が月初から下げの流れを作ると推測しました。

しかし、前述した通り、前週の価格が上昇したことで、2万8000円以上の値位置が強い壁になっていないことや、8月が積極的に下げる流れになりにくい状況を示したため、目先は上値を試す動きを継続する可能性を考えておく必要が出てきました。

こちらは株探プレミアム限定記事です。プレミアムプランをご契約して読むことができます。
株探プレミアムに申し込む (初回無料体験付き) プレミアム会員の方はこちらからログイン
プレミアム会員になると...
株価情報をリアルタイムで提供
企業業績の表示期数を拡大
限定コラムが読み放題

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.