オリンパスは切り返し急、科学事業子会社を約4300億円で売却し医療分野に特化
オリンパス<7733>は切り返し急。前日は全体乱調相場に引きずられ下値を試す展開を強いられたが、きょうは一転して寄り付きカイ気配でスタートする人気となり3000円台を回復した。29日取引終了後、同社の科学事業子会社エビデントの全株式を米ベインキャピタルに売却することを発表(売却金額は約4276億円)しておりこれがポジティブサプライズとなった。同社は主力の消化器内視鏡など医療分野に経営資源を集中する方針にあり、株価を強く刺激する格好となっている。