ピーエイは連日の急騰劇、外国人受け入れ拡大で収益機会膨らむ
ピーエイ<4766>が続急騰、前日に一時50円高はストップ高となる211円まで上値を伸ばした後、引け際に利食い急ぎの動きが出て上げ幅を縮小し結局188円で引けたが、きょうは改めて買い直され、一時47円高の235円とストップ高まであと3円に迫る水準まで駆け上がる場面があった。
全体指数の動きとは関係なく中低株への物色人気が高まるなか、株価200円前後の同社株は値ごろ感から短期筋の参戦が活発化している。岸田政権では23年度予算の概算要求で外国人材の受け入れ環境を整備するための予算を271億円と、今年度当初予算比で2割程度積み増す方針が伝わっている。同社は求人サイトや無料求人誌の発行を手掛けるほか、新潟などで人材派遣事業も積極展開しているが、ベトナム人材へのアプローチで業界を先駆しており、外国人受け入れ拡大に本腰を入れ始めた政府の国策に乗る銘柄として人気化した。