ベクターはカイ気配で水準切り上げる、定款変更でメタバース関連分野などに展開
ベクター<2656>が全体相場に逆行し、カイ気配で一気に水準を切り上げてきた。ビジネスソフト販売を主力とし、業績は低迷が続いているものの、電子署名事業などに注力するなど業容拡大を図っている。8月31日取引終了後、定款を一部変更し、事業目的にNFT、ブロックチェーン、メタバースに関連するシステムの企画・開発・販売などを追加したことを発表、これが足もとの株価を強く刺激する格好となっている。中低位株物色人気に乗り、3月1日につけた年初来高値348円払拭から更に上値を追う動きにある。