東京株式(前引け)=続落、円安は株価下支え材料に

市況
2022年9月5日 11時52分

5日前引けの日経平均株価は前営業日比40円09銭安の2万7610円75銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は3億9996万株、売買代金概算は9842億円。値上がり銘柄数は642、対して値下がり銘柄数は1109、変わらずは86銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は前週末の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに安かったことを受け、リスク回避目的の売りが優勢となった。8月の米雇用統計は事前の市場コンセンサスに近い内容で、米株市場もいったんは上昇したが買いは続かなかった。今週はECB理事会や週末にメジャーSQ算出を控え、積極的な買いが入れにくい環境にある。ただ、外国為替市場で1ドル=140円台前半の推移と依然としてドル高・円安水準でもみ合っていることは、輸出セクターの株価下支え材料となっている。なお値下がり銘柄数は全体の6割を占めた。

個別ではレーザーテック<6920>が安く、東京エレクトロン<8035>も冴えない。ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。日本郵船<9101>など海運株も軟調な値動き。デンソー<6902>も下値を探った。アインホールディングス<9627>が急落、ロック・フィールド<2910>も大幅安。半面、レーザーテックに次ぐ売買代金をこなしたダブル・スコープ<6619>がしっかり、リクルートホールディングス<6098>も高い。ネクソン<3659>が値上がり率トップに買われ、第一稀元素化学工業<4082>、セグエグループ<3968>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年09月05日 12時07分

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.