東京株式(前引け)=反落、米株安受けリスクオフの流れに

市況
2022年9月7日 11時45分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比263円68銭安の2万7362円83銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億6577万株、売買代金概算は1兆4089億円。値上がり銘柄数は271、対して値下がり銘柄数は1517、変わらずは49銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は主力株中心に幅広く売りが優勢の地合いとなり、日経平均は一時300円を超える下落で2万7200円台まで水準を切り下げる場面があった。前日の米国株市場では長期金利上昇を嫌気して主要株指数が揃って下落、この流れを引き継いでリスク回避の動きが強まった。FRBによる金融引き締めが長期化することへの警戒感が買いを手控えさせている。あすのECB理事会の結果発表やパウエルFRB議長の討論会出席などを前に買いが入りにくい状況にある。外国為替市場では1ドル=143円台半ばまで急速に円安が進んでいるが、輸出セクターでもこれを好感する動きは限られた。プライム市場全体の8割を超える銘柄が値を下げている。

個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が安いほか、ソフトバンクグループ<9984>も値を下げた。売買代金首位の日本郵船<9101>や商船三井<9104>なども大きく売りに押される展開に。ソニーグループ<6758>、日本電産<6594>なども安い。くら寿司<2695>が急落、ファーマフーズ<2929>も大幅安。半面、任天堂<7974>がしっかり、SMC<6273>も買いが優勢だった。東京海上ホールディングス<8766>が高く、SUBARU<7270>も上昇した。ウェルネット<2428>が急伸、力の源ホールディングス<3561>、プレミアグループ<7199>なども値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年09月07日 12時04分

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.