英ポンド週間見通し:もみ合いか、英国経済減速や財政悪化の懸念残る

通貨
2022年9月24日 13時59分

■大幅安、英財政悪化などを嫌気してポンド売り強まる

今週のポンド・円は大幅安。155円台半ばまでポンド安・円高が進んだ。英国経済の大幅な減速が引き続き警戒されたことや、英国政府による大型減税で税収は減少し、財政悪化につながるとの見方が広がったことがポンド売りにつながった。日本政府・日銀による米ドル売り・円買い介入を受けて対円でのポンド売りも観測された。取引レンジ:155円45銭-164円44銭。

■もみ合いか、英国経済減速や財政悪化の懸念残る

来週のポンド・円はもみ合いか。英中央銀行は0.50ポイントの追加利上げを決めたが、英国経済の減速や財政悪化の懸念は消えていない。日本政府・日本銀行は状況に応じて今後も円買い介入を行うとみられており、リスク選好的なポンド買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・30日:4-6月期国内総生産改定値(速報値:前年比+2.9%)

予想レンジ:154円00銭-157円00銭

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.