三菱ケミGが5日続落、国内大手証券は目標株価780円に引き下げ
三菱ケミカルグループ<4188>が5日続落。野村証券は27日、同社株の目標株価を925円から780円に引き下げた。レーティングは「ニュートラル」を継続した。巣ごもり需要の反動減などでディスプレー関連製品の需要減が懸念されるほか、世界的な景気減速などでアクリル樹脂原料のMMAの業績が予想以上に悪化することを警戒。同証券では23年3月期のコア営業利益予想を2553億円から2359億円(会社予想2750億円)へ修正した。24年3月期の同利益も2845億円から2760億円に見直している。