10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 22社 【プライム】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証プライム上場企業では534銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値とされる1倍を下回る銘柄に注目した。
下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる22社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは30日現在)
なお、10月2日(日)16時に「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PBR
<2982> ADWG 15200 23.1 800 0.45
<6171> 土木管理 30300 7.3 633 0.97
<7180> 九州FG 38200 48.0 36500 0.25
<6165> パンチ 41500 2.1 3070 0.53
<8999> グランディ 54300 0.3 3820 0.64
<2796> ファマライズ 63700 2.9 1561 0.93
<7590> タカショー 67400 7.1 1639 0.85
<9837> モリト 70500 14.5 2100 0.54
<1879> 新日本建 70700 4.0 16200 0.45
<9274> 国際紙パルプ 71800 6.3 9400 0.83
<7189> 西日本FH 75000 0.3 38000 0.21
<3289> 東急不HD 75100 4.3 76000 0.83
<8070> 東京産 75500 44.8 3800 0.72
<8331> 千葉銀 77900 9.7 86500 0.55
<7745> A&Dホロン 81600 4.7 5870 0.72
<6381> アネスト岩田 85500 1.4 5650 0.95
<5803> フジクラ 86200 37.9 47000 0.98
<6376> 日機装 90900 811 36000 0.58
<6473> ジェイテクト 91600 10.4 48500 0.49
<9069> センコーHD 95900 3.4 27000 0.95
<7570> 橋本総業HD 96600 8.1 3700 0.76
<5076> インフロニア 98400 14.4 43500 0.75
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
※過去最高益は同一会計基準内が対象。
株探ニュース