10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 22社 【プライム】編 <割安株特集>

特集
2022年9月30日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証プライム上場企業では534銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値とされる1倍を下回る銘柄に注目した。

下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる22社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは30日現在)

なお、10月2日(日)16時に「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資  ┌ 経常利益 ┐    

コード 銘柄名      金額  増益率   今期   PBR

<2982> ADWG     15200   23.1   800  0.45

<6171> 土木管理     30300   7.3   633  0.97

<7180> 九州FG     38200   48.0  36500  0.25

<6165> パンチ      41500   2.1   3070  0.53

<8999> グランディ    54300   0.3   3820  0.64

<2796> ファマライズ   63700   2.9   1561  0.93

<7590> タカショー    67400   7.1   1639  0.85

<9837> モリト      70500   14.5   2100  0.54

<1879> 新日本建     70700   4.0  16200  0.45

<9274> 国際紙パルプ   71800   6.3   9400  0.83

<7189> 西日本FH    75000   0.3  38000  0.21

<3289> 東急不HD    75100   4.3  76000  0.83

<8070> 東京産      75500   44.8   3800  0.72

<8331> 千葉銀      77900   9.7  86500  0.55

<7745> A&Dホロン   81600   4.7   5870  0.72

<6381> アネスト岩田   85500   1.4   5650  0.95

<5803> フジクラ     86200   37.9  47000  0.98

<6376> 日機装      90900   811  36000  0.58

<6473> ジェイテクト   91600   10.4  48500  0.49

<9069> センコーHD   95900   3.4  27000  0.95

<7570> 橋本総業HD   96600   8.1   3700  0.76

<5076> インフロニア   98400   14.4  43500  0.75

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

※過去最高益は同一会計基準内が対象。

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