東京株式(前引け)=朝安後切り返す、2万6000円台回復

市況
2022年10月3日 11時49分

3日前引けの日経平均株価は前営業日比174円33銭高の2万6111円54銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億7417万株、売買代金概算は1兆5175億円。値上がり銘柄数は722、対して値下がり銘柄数は1050、変わらずは59銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場が軟調だったことから売り優勢で始まったものの、日経平均は前週1週間で1200円を超える下げをみせていたこともあり、目先突っ込み警戒感からの買い戻しを誘発してその後プラス圏に切り返した。一部年金資金など足の長い資金の買いも観測されているもよう。前引け時点で2万6000円台を回復している。業種別では海運株が値上がり率首位に買われた一方、インバウンド関連の小売りや陸運株などが軟調だった。

個別ではレーザーテック<6920>が朝安後に買い戻され12日ぶりに反発に転じたほか、東京エレクトロン<8035>も上昇するなど半導体主力株が切り返している。トヨタ自動車<7203>がしっかり、日本郵船<9101>など海運株も買いが優勢に。日本電産<6594>、ソニーグループ<6758>なども値を上げた。SMC<6273>も高い。スターティアホールディングス<3393>はストップ高。三光合成<7888>も大きく買われた。半面、ファーストリテイリング<9983>が売りに押され、エーザイ<4523>も利食われた。スター・マイカ・ホールディングス<2975>が急落、カッパ・クリエイト<7421>も下値模索を継続。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年10月03日 11時59分

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