サイオス大幅高、中耳真珠腫進展範囲に関する人工知能診断システム作成に成功
サイオス<3744>が大幅高となっている。東京慈恵会医科大学は4日、サイオステクノロジーとの研究グループが、中内耳CT(コンピューター断面撮影)を用いた中耳真珠腫進展範囲に関する人工知能診断システムの作成に世界で初めて成功したと発表。これが材料視されているようだ。
中耳真珠腫は骨破壊・脳膿瘍などの致命的な合併症を起こしうる難治性の慢性増殖性疾患。今回の成果により適切な治療選択が可能になるほか、他の希少疾患に対する人工知能研究につながっていくことが期待できるとしている。